月明りに照らされて

蒼風さんのアンテナに引っかかったことをつらつら書くブログ。商業作品中心。

『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』 ジャンル:アニメ

簡易評価

【最終予想ランク】CD

【一言感想】異世界転生テンプレに乗せない方が良かった作品

 

感想

 何故か気になったものと異世界転生を交互に描くことになってしまっているのは、きっと書き始めるのが遅かったから。次の機会があれば時系列順とかもう少し考えます。

 と、いう訳で四作品目。多分及第点であるランクBより上には来ないだろうと思って視聴した作品その2。結果としては確かに「及第点未満」ではあった一方で、「ところどころに悪くは無い点もあったといえばあった」という感じ。

 簡潔な感想は上記の通り。タイトル通り主人公(たち)が異世界に転生する訳ですが、正直な所その「テンプレート」みたいなものに乗っからない方が作品が面白くなっただろうなという要素が随所に入っていました。

 基本的にこの手の作品は、読み手ストレスを除去することを考え、異世界に転生する」「主人公が無双する」「ヒロイン等の好感度が最初から妙に高い」等の要素がちりばめられているのですが、その辺に関わる部分は全部無い方が逆にシナリオとしては面白かっただろうなという感じがします。正直。

 タイトル通り、超人と言われるレベルの技術・知識を持っている高校生たち転生し、それらを活かして生き抜く(と、いうか多分無双する)のがこの作品。で、何となく仄めかされた伏線が最後の方で良い感じに回収されて終わりみたいな話になりそう(書いた段階ではどうするか考えても居ないかもしれないですけど)な感じ。まあ一クールのアニメという尺でそこまでは当然描けないので、大体の区切りで終わりにするか、或いはオリジナル展開で話を終わらせるかの二択だと思われます。

 突っ込みどころ色々あります。ただ、そういった突っ込みどころは例えばギャグ漫画だって持っているもので、人は爆発に巻き込まれたら普通は死にますし、次の回でぴんぴんしているのはギャグ漫画ならではの表現です。これらの作品における突っ込みどころはいわばそういうものと同義で、突っ込むのは野暮であるという指摘も確かにあります。

 ただ、ギャグ漫画はその「粗がある」事で振り切れるという利点があって、そこが笑いに変わるのですが、どうもその辺がやっぱり弱いかなというのは少し前に記事を書いた慎重勇者とも同じ弱点ですね。黄金期のジャンプ漫画だって突っ込みどころが多かったので粗なんてあって結構(勿論無い方が良い)なんですが、その粗をかき消せるほどの良さは見当たらないかなというのが正直な感想です。

 キャラまあまあ可愛い。そこそこ良いシーン爽快感もある。ただ、それだけでは粗だらけの設定を補いきれず、全体としてはマイナスという作品ですね。粗をネタにして楽しむには使えると思いますが、それ以外の楽しみ方は無理かなぁという感じ。可愛いキャラも居るんですけどねぇ。

 

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