月明りに照らされて

蒼風さんのアンテナに引っかかったことをつらつら書くブログ。商業作品中心。

『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』(一話感想)

簡易評価

【最終予想ランク】AB

【一言感想】異世界転生を綺麗に利用した嫌味の無い作品

 

感想

 何故か一回ごとに異世界転生を挟まなければならないシリーズ第三段。流石に半分が異世界転生ということはあり得ない(ファンタジーまで含めればありそうですが)と思うので、これが最後でしょうが。

 異世界転生。もう見るだけで「またお前か」感が凄いですが、同一クールの中では一番綺麗な作りをしているかなという感じ。無双するといえば無双なのですが、どちらかといえば「過去にタイムスリップして、現代の技術で活躍する」という軸に近い無双。一話だけなので断言は出来ませんが、恐らく主人公にも知識はあるでしょうし、変な言い方にはなりますが、異世界転生にしては「嫌味の無い作品」だなというのが正直な感想。

 ただ、どうかなぁ……基本的な軸は良いんですけど、やっぱり目的が本一つにしては話の進みが遅いなぁという感じがするんですよね。いや、良いんです。話の進みなんてゆったりでも。ただ、ゆったりならばゆったりで、日常系同様に世界の空気感を重視してほしいんですけど、そういう要素は無くて、今のところ「単純に進行が遅い」という感想にとどまっているのがちょっと勿体ない点。その他細部に気になる所が無い訳では無いですが、全体的には面白い作品で、ここまで見てきた中では「時間があれば見てもいいかな」と思える数少ない一作だったかなという感じ。周りがあまりに振るわなすぎるから相対的に評価が上がっている可能性も否定は出来ませんが、ある程度以上の水準は確保されていそうな印象は受けました。

 

booklove-anime.jp